プロに聞くオープンアクリリックス--JUNKO ISHIRO

居城純子氏WEB SITE
参考までにそれぞれの絵の具で描いた絵を添付します。
3点ともアクリル油彩両用キャンバスに白ジェッソで地塗りをしています。
goldenはゴールデンアクリリックス、openはゴールデンオープンアクリリックス、oilは油彩で描いています。

GOLDEN OPEN ACRYLICS

OIL PAINTING

GOLDEN ACRYLICS
© Junko Ishiro All Rights Reserved.
柔らかく延びがいい
リヒターのアブストラクトのように絵の具をスキージーで伸ばす技法には最適だと思います。普通のアクリル絵の具や油絵の具では事前に水や油で溶いて柔らかくする必要がありますがオープンははじめから柔らかいので容器から直接出して使えて便利です。混色も楽に出来、スキージーで絵の具をひっぱったときにできるグラデーションもきれいです。
従来のゴールデンにくらべ繊細な表現がしやすい。(open:草の部分参照)
艶がきれい
オープンアクリリックジェル(グロス)を混ぜるとさらに艶が増し美しい皮膜を作ることが出来ました。
後片付けが楽
筆を洗う時間は水彩並みですね。急いで片付けたいときや寒い季節には助かります。水道代も節約できます。
においがない
オープンにもメディウムにも臭いがないので周囲に気兼ねなく使用できる。
単独で使うのは難しい
使い方に厚塗りする場合は従来のゴールデンを、とありましたがあえてオープンを単独で使ってみました。絵の具を薄く何層も重ねて色の深みを出そうとしたのですが、乾燥するタイミングに慣れていないため塗っては剥がれての繰り返しになってしまいました。
出来上がった作品を見てみると従来のゴールデンで描いた作品よりは繊細だけれど全体に薄く軽い印象になりました。オープンの乾燥の遅さは水彩とも油絵の具とも違う遅さのような気がします。
それぞれの人の作風や好みもあると思いますが油絵の具に慣れている私には作業がもどかしかったです。(open参照)
色
従来のゴールデンに比べて発色が落ち着いている。私は悪いとは思いませんが。