ゴールデンアクリリックス
ゴールデンフルイド

Golden History

MarkGolden
大きな夢を抱いた若き日のサム

仲間たちと絵具づくりに情熱を傾けていたサム
(左から3人目)

サムは、絵具の開発だけでなく、
アーティストとしても活躍

SAM GOLDEN “SEPTEMBER SONG”
1936年。それは、ひとりの男の夢から始まった。 アメリカが黄金時代へと向かう1930年代。ひとりの男もまた、大きな夢に向かって歩き始めました。その名は、サム・ゴールデン。1936年、サムは叔父とともに、Bocour Artist Color社を設立。1948年には、Alfred Leslie、Barnet Newman、Morris Louisなどのアーティストと共同し、数人の研究者と世界初の溶剤系アクリルペイント「Magna」の開発に成功しました。1961年には、念願だった水性アクリル絵具の開発にも成功。アーティストたちから注目を集め、サムは知る人ぞ知る存在となっていったのです。
創設当初のGolden Artist Colors,inc.

サムの理想を実現する、ゴールデンアクリリックス誕生。 その後も、サムの意欲は衰えることなく、Roy Lichtenstein、Helen Frankenthaler、Ken Nolandなど、さまざまなアーティストとともにアクリル絵具の新しい使用法を研究。また彼らの要望に応える新製品を次々と開発していきました。こうしたトップアーティストたちから評価を受けたのは、サムが単なる絵具の開発者ではなく、色彩のスペシャリストであり、パイオニアであり、アーティストでもある彼の現場に即した知識があったからです。あくまでアートの現場にこだわったサムの開発精神が、大きく花開いた時期でもありました。
広大な敷地のなかに建つ現在の工場

サムの理想を実現する、ゴールデンアクリリックス誕生。 サムが66歳の時、さらに理想的な絵具の開発を目指して、息子のマーク・ゴールデンと共にGolden Artist Colors, inc.を設立。工場をつくったのは、世界のトップアーティストたちが集うニューヨーク州。“世界のアーティストからNo.1だと認められる、高品質の製品とサービスの提供”をモットーに、マークは毎週ニューヨークのアーティストたちのスタジオを訪問し、彼らの厳しい意見を製品に反映していきました。サムから受け継いだ現場に即した開発力は、“プロ用の特注品を提供する会社”として評価され、全米のプロ・アーティストから注文が殺到するにいたりました。

全米のプロアーティストから絶賛を浴び、そして日本へ。 1996年3月、夢を追いつづけたサム・ゴールデンが永眠。その後も、Golden Artist Colors, inc.はサムの遺志を引き継ぎ、プロ・アーティストのための絵具をつくりつづけています。それは世界でただひとつの「絵具の特注研究所」開設につながり、いまでは1200以上もの特注絵具をプロ・アーティストや美術館、修復団体などに提供しています。 そして1997年。サムが人生の情熱を傾けたゴールデンアクリリックスが、日本初上陸。ここにまた新たな夢が始まりました。全98色の絵具と33種のメディウムは、この日本でも、絵を描く人すべての創造力を刺激しつづけていくことでしょう。
息子のマーク・ゴールデンと
現在の会社を設立